The Boys
最近、節約を気にしてサブスクを断捨離中の私も絶対に切らないと心にきめているサービス。それはamazon prime、これに月500円程支払うとamazonの送料が無料になったり、お急ぎ便で別途料金がかからなかったり、amazon musicやkindle、prime videoといった月額サービスが”一部”使い放題になるという神サービス、これだけは職を失わない限りは続けるつもりである。
そのamazon prime videoで放映されている限定コンテンツの「The Boys」にちいて紹介したい。
正直、prime videoは他の動画サービスと比べると画質もコンテンツのラインナップも微妙な感じで安さ相応といった感じなのだが・・・そこは天下のamazon、金はあるらしく、結構クオリティの高いオリジナル作品を作っていたりする。その一つがこのThe Boysである。油断すると休日1日失う覚悟がいるくらい面白いので興味が湧いたら是非見て欲しい。
*できればここにThe Boysの画像を入れたいのだが、映画や音楽は引用厳しいのでいったん保留。
あらすじ
おおまかに言うと、”アヴェンジャーズ”の逆バージョン、あるいはアンチテーゼみたいな作品。
アベンジャーズはスーパーマンとかの、単体でも世界を(=アメリカを)救っちゃうアメコミヒーロ―ズが何人も集結して世界を(=アメリカを)脅かす敵を倒す映画。
ザ・ボーイズはそういうアメコミ・ヒーローたちが幅を利かせる世界(アメリカ)で、何の力もない一般人がそのヒーローをぶっ○すために奮闘するドラマ。
敵はアメコミ・ヒーロー!?なぜ倒さなきゃいけないのか!?
敵として登場するヒーローたちもアヴェンジャーズっぽくて、スーパーマンっぽいヒーロー、バッドマンっぽいヒーロー、アクアマンっぽいヒーローなど、どこかで見たことあるような奴らがたくさん出てくる。もちろんみんな敵さ♪
そして例外なくクズばっかり(笑)
彼らは自分の能力を過信し、驕り高ぶって、好き放題。
頭の中は、スーパーヒーローとしての地位の保身と金、名声のことしかだけ。
そしてカメラの回ってないところでは力ない一般人を好き放題蹂躙するクズ!
そんな腐ったヒーロー達に復讐すべくたちあがった男たち(女性もいるけど)
それが”ザ・ボーイズ”
あらすじ(詳細)
主人公は何の能力もない、小さな家電屋で働く店員のヒューイ。あんまりイケメンじゃないし何もできない気弱な男だが、愛する彼女と仲良くやってた。
その彼女と仲良く手をつないで、歩道を歩いていただけの彼に突然の悲劇がやってくる。
瞬間移動レベルの俊足がウリのスーパーヒーロー”Aトレイン”とか言うやつ(元ネタはXMEN?)が、往来で能力を行使して主人公の彼女を「ひき逃げ」していったのだ。異次元の高速で衝突されたカノジョはバラバラの肉片にされてしまった。繋いだ手だけはそのままに。
悲しみの後、当然の怒りが湧いてきた彼は、そのひき逃げヒーローや、彼を擁する企業に抗議するものの・・・ひどい対応をされる。カノジョを殺したヒーローは全く反省してなくて適当な謝罪と金を払ってどっかいく。企業はとんでもない権力もってて、自社のタレントであるヒーローを完全に守る姿勢、裁判しても勝てっこない。世間や社会はスーパーヒーローたちを神々のように崇めていて、批判の声をあげても誰もきいてくれやしない。
悲嘆にくれる彼の前にある男が現れたところからストーリーが始まる。
主人公と同じく、妻をスーパーヒーローによって奪われた。復讐ためには手段を選ばない男。
ヒーロー○しの大男(もう一人の主人公みたいな感じ)
登場人物&感想
ボーイズ
- ヒューイ /主人公/ ヒーローに恋人を殺された
- ブッチャー /Boysのリーダー/ ヒーローに妻を奪われた
- その他、Boysのメンバーたち
ヒーロー
- ホームランダー (スーパー○ン風) ラスボス。自分の地位と名声が全て。一般人○しまくり。
- スターライト (ヒロイン)新たにヒーローに抜擢され、業界の闇を知る役。
- クイーン・メイヴ(ワンダー○―マン?) 業界に失望し無気力なヒーロー。
- Aトレイン(フラッシ○マン?) 薬でラリって一般人ひき逃げ常習。そのたび会社がもみ消す。
他にも能力を悪用して一般人を踏みにじったり、金儲けしたり、乱○パーティしてたり、そのくせ社会的地位が高くて、カメラの前では笑顔振りまいてる連中ばっかり。
なんか、現実社会での金○ちや芸○人なんかのセレブリティを暗喩してる?
そんな法で裁けない悪に制裁を~って最近そういう漫画とか映画多い気がするけれど、
それをアメコミ・ヒーローものとうまく融合させたウマい作品だと思う。
グロ描写、性描写がてんこ盛りなので家族と見るには向かないかもだけど。
終わりに
自分がこの作品をしったのは、たまたま聞いてた深夜ラジオでパーソナリティの有吉弘行さんがこの作品を紹介してたから。その時はまだファースト・シーズンしか出てなかったけれど。現在は3rdシーズンまで出てて、そのくせ飽きさせない展開で面白さを維持できてると思う。
海外ドラマって、ジャンプ漫画以上に引き伸ばしが多すぎて、見てるうちにだんだんつまらなくなってくるのだけれど、この作品は今のところそれが少ないかも。
引き続きこの作品を視聴したいと思う。
(ちなみに自分はブッチャーが好きかなー)